金運の吉日というと一粒万倍日や寅の日が有名ですが、「巳の日」もまた、古くから財運と結びつけられてきた日です。さらに60日に一度だけ巡ってくる「己巳の日」は、巳の日のなかでも特別な吉日とされています。この記事では、巳の日・己巳の日の意味と由来、2026年の己巳の日、過ごし方の目安をまとめます。

目次
  1. 巳の日とは
  2. なぜ蛇の日が金運と結びついたのか
  3. 己巳の日は60日に一度の特別な巳の日
    1. 2026年の己巳の日
  4. 巳の日にすると良いとされていること
  5. 弁財天にお参りするなら
  6. よくある質問
    1. 巳の日に避けたほうが良いことはある?
    2. 巳の日と一粒万倍日が重なったら?
  7. まとめ

巳の日とは

巳の日(みのひ)は、日の十二支が「巳(へび)」にあたる日です。昔の暦では日にも干支が割り当てられており、十二支は12日周期で巡るため、巳の日は12日に1回、月に2〜3回ほど訪れます。

毎日の干支は当サイトの吉日カレンダーで確認できます。日の干支は暦の伝統的な要素で、暦の仕組みは国立天文台の暦計算室の解説も参考になります。

なぜ蛇の日が金運と結びついたのか

巳の日が吉日とされる背景には、弁財天(べんざいてん)への信仰があります。弁財天は七福神の一柱で、もとはインドの水の女神サラスヴァティーに由来し、日本では音楽・芸事・財運の神様として祀られてきました。

蛇(白蛇)は古くから弁財天の使い、あるいは化身とされています。そこから「巳の日に弁財天にお参りすると、願いが弁財天に届きやすい」という言い伝えが生まれ、財運を願う日として定着したとされています。蛇が脱皮を繰り返す姿が「再生」や「無限の繁栄」の象徴とされてきたことも、金運のイメージを後押ししたと言われます。

己巳の日は60日に一度の特別な巳の日

日の干支は、十干(甲・乙・丙……の10種類)と十二支の組み合わせで60通りあり、60日周期で一巡します。このうち十干が「己(つちのと)」で十二支が「巳」となる日が己巳の日(つちのとみのひ)です。60日に1回、年に6回ほどしかありません。

己巳の日は「弁財天の縁日」として巳の日のなかでも特に縁起が良いとされ、各地の弁財天を祀る神社仏閣では、この日に合わせた祭事が行われるところもあります。

2026年の己巳の日

2026年の己巳の日は次の6回です(当サイトの算出基準による)。

  • 2026年2月24日(火)
  • 2026年4月25日(土)
  • 2026年6月24日(水)
  • 2026年8月23日(日)
  • 2026年10月22日(木)
  • 2026年12月21日(月)

月ごとの巳の日・己巳の日は2026年の吉日カレンダーで確認できます。

巳の日にすると良いとされていること

弁財天とのつながりから、財運と芸事にまつわる行動が定番として挙げられます。

  • 弁財天を祀る神社仏閣へのお参り
  • 財布の新調・使い始め
  • 銀行口座の開設、貯金のスタート
  • 習い事(特に音楽・芸事)の始め — 弁財天が芸能の神様でもあるため
  • 開業・開店

いずれも言い伝えに基づく目安であり、効果が保証されるものではありません。60日に一度の己巳の日を「財布を整理する日」「貯金を見直す日」のような定期的な区切りに使う、という取り入れ方も現実的です。

弁財天にお参りするなら

巳の日の過ごし方として最も由緒に沿っているのが、弁財天を祀る神社仏閣へのお参りです。弁財天は水の神様に由来するため、池や湖、海辺など水のそばに祀られていることが多いのが特徴です。全国的には江島神社(神奈川)、竹生島の宝厳寺(滋賀)、厳島神社(広島)などが弁財天信仰の地として知られていますが、身近な神社の境内社に小さな弁天様が祀られていることもよくあります。

お参りの作法は通常の神社仏閣と同じで構わないとされています。巳の日や己巳の日には限定の御朱印やお守りを用意する社寺もあるようなので、興味のある方は近くの弁天様を調べてみるのも楽しいと思います。

よくある質問

巳の日に避けたほうが良いことはある?

寅の日の婚礼のような、広く知られた「避けごと」は巳の日にはあまり伝わっていません。ただし巳の日が不成就日と重なる場合に吉日の力が弱まるとする考え方はあります。重なりは吉日カレンダーで確認できます。

巳の日と一粒万倍日が重なったら?

どちらも吉日なので、重なる日は金運の日取りとして人気があります。一粒万倍日天赦日との重なりとあわせて、年間の重なりをチェックしてみてください。

まとめ

巳の日は弁財天の使いとされる蛇にちなんだ12日ごとの吉日で、財運や芸事の願いごとに向く日とされてきました。なかでも60日に一度の己巳の日は特別な縁日とされ、2026年は2月24日から12月21日まで6回あります。寅の日と並ぶ金運の吉日として、財布の新調やお参りのきっかけに活用してみてはいかがでしょうか。